セルジオ・ペレスは、角田裕毅が自身のレッドブル・レーシングのF1シートを獲得する準備ができているとの発言に対応。レッドブル・ファミリーの他のドライバーが自分のシートを狙うことに何の問題もないと語った。ハンガリーグランプリの木曜日のメディア対応で、レッドブル・レーシングがドライバー変更を決断した場合、シートに就く準備はできていると思うか、またその資格があると思うかと問われた角田裕毅は「もちろんです」と答えた。
「そうでなければ、今年早い段階で僕の(2025年のRB)シートを発表することはなかったでしょう」「過去3年と比べて準備ができていると感じていますし、トップチームと戦って、マックスとでも上位を狙いたいと思っています」「最終的には彼らが決めることであり、僕がコントロールできることではないので、次の2レースでやるべきことに集中するだけです」この角田裕毅の発言を受け、セルジオ・ペレスは「多くのドライバーが僕のシートを欲しがっているのは明らかだ」とは語った。「僕のシートはトップシートの一つであり、裕毅が昇格を望むのは当然だ」「下位のシートにいるドライバーが上を目指したくなるのはごく自然なことだ。それがこのスポーツの性質なのだ。僕はそれに反対するつもりはないい。このスポーツで高い志を持つことは良いことだと思っている」セルジオ・ペレスは、6月初めにレッドブルと2年間の契約延長を結んだことは、チームから外される差し迫った危険がないことを示すものだと主張した。「外部の雑音」をシャットアウトするのは難しいと認めながらも、ペレスは、自分がシートを保持するにふさわしいことを証明するために、今シーズン終了まで与えられることを期待していると示唆した。「私はこの業界に長く携わってきたので、アブダビでどのような結果を残すかが重要だと分かっている。だから、ジェットコースターのような日々を乗り切り、早く調子を戻したいと思っている」「外部の雑音をシャットアウトするのは難しいけど、私は常にベストを尽くし、最大限の努力をするためにここに来ている。ここにいるとき、自宅でトレーニングしているとき、シミュレーターで運転しているとき、僕は重要なことに集中している」「結局のところ、雑音については、レッドブルにいると明らかに大きくなってしまうと思うけど、それがこの挑戦の素晴らしいところだ。それが僕がチームとの契約を延長することを決めた理由だ。挑戦が好きだからだ。本当に大変で、自分のすべてを消耗してしまう。だからこそ、僕はここで続けたいと思っているんだ」