セルジオ・ペレスの母国レースとなるとなるF1メキシコGPの週末がいよいよスタート。アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでのフリープラクティスを振り返る。2021年シーズン、セルジオ・は母国GPで表彰台フィニッシュを記録した史上初のメキシコ人ドライバーとなって歴史を作ったが、2022年シーズンの彼はさらに上を目指しているはずだ。
メキシコシティGPはドライバーとマシンの両方にいつもとは異なるチャレンジを突きつける。アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは海抜2,285mに位置しているため空気が薄く、全員にとって “息をつけない” 週末になる。このサーキットは長く豊かな歴史を備えており、コースレイアウトは1959年の建設当初のデザインを概ね保っている。オリジナルのデザインから変更された代表的なセクションは、現在は2つのセクションに分割されている高速コーナー、ペラルタだ。2022シーズンのメキシコシティGP決勝は1周4.304kmのサーキットを71周して争われ、レースディスタンスは305.354kmになる。現在のラップレコードはバルテリ・ボッタスが2021シーズンに記録した1分17秒774だ。「予測を立てるにはトリッキーな1日だった。海抜の高いメキシコではいつものことだ。空気中にいろんなものが舞っているからね」とセルジオ・ペレスはコメント。「このようなコンディションだと簡単にミスを犯しやすくなるので、全体的にはまずまずの1日だったと思う。かなり早い段階からペースを上げてリズムも掴めたので、明日がスムーズに進むことを願っている」「タイヤテストがあったのでFP2はほとんど参考にならないけれど、条件は全員同じだ。FP1の僕たちのペースは良好だったし、競争力はありそうだ。フェラーリとメルセデスが強力に見えるので、明日の予選はタフな争いになるだろう」
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