セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第17戦シンガポールグランプリの初日のフリー走行を9番手で終えた。FP2でセルジオ・ペレスはいくつかのトラブルシューティングに追われることになった。ソフトタイヤで2度目のコースインしたペレスは、セクター1で自己ベストをマークしながらミドルセクターでタイムロスし、結果的にアタックを中断。さらなるセットアップ変更を加えるべくガレージへ戻った。
最終盤に別セットのソフトタイヤを履いてコースインしたセルジオ・ペレスだが、タイムは更新できず、9番手でFP2を終えた。FP2ベストタイムは1分43秒906で、FP1でのソフトタイヤのタイムからわずかに遅れた。「FP2では走行時間を少し失ってしまった。エンジンの信頼性にちょっとした問題があり、セットアップに一部変更を加えたので、今夜確認しなければならないインフォメーションが大量にある。その中から最も参考になるものを選り抜いて、ベストを尽くす」とセルジオ・ペレスはコメント。「FP1の方が、マシンが快適に感じられていてタイムも良かったので、参考にできる良好なデータがいくつか揃っていると思う。メルセデスとフェラーリが強力な走りを見せることは予想していた。明日の予選を迎えれば、自分たちに何ができるか分かるはずだ。明日は興味深い1日になるだろう」