レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPでピットレーンスタートから5位入賞を果たしたが、フォーメーションラップでRB16Bがパワーを失ったように見えたときは“終わったと思った”と語った。昨年のF1サヒールGPではオープニングラップでの接触で最後尾に落ちて後、挽回して優勝しセルジオ・ペレス。レッドブル・ホンダでのデビュー戦にむけて新しいコントロールエレクトロニクスとエネルギーストアに交換していたペレスだが、フォーメーションラップで電源がシャットダウンした。
幸運にも電源は復活し、ピットレーンからスタートすることができましたセルジオ・ペレスは、最後尾からの追い上げにもかかわらず、素晴らしい走りで5位まで順位を上げてフィニッシュした。セルジオ・ペレスは、フォーメーションラップでストップした後、レースをスタートできるとは思っていなかったと認める。「本当に何が起こったのか分からなかった」とセルジオ・ペレスは語った。「コーナーの途中ですべてが突然切れた。エンジンを失い、イグニッションを失い、終わったと思ったけけど、突然、ラジオでジョナサン(ウィートリー/スポーツディレクター)の声が聞こえ始めて、『おっ』と思ったよ」「これが目が覚めて、エンジンをオンにできた。ピットレーンからスタートしなければならなかったけどね。僕たち望んでいる場所での戦いに戻るために、僕たちの目の前にはたくさんの仕事があった。でも、今日はペースが良かったのでそこに着くことができた」セルジオ・ペレスは、F1バーレーンGPの予選Q2で敗退し、Q3での走行時間を逃していたが、レースを完走できたことで、それを取り戻せたことが日曜日の最大のポジティブなことだと語った。「レースがどのように始まったかを考えれば、満足していい結果だと思う」とセルジオ・ペレスは語った。「今日はレースをすることができたことが最も重要だった。昨日、僕はQ3を逃していた。多くのマイレージを逃したので、理想的ではなかった」「今日レースをしたし、理解を深められたと思うし、エンジニアと調べるためのデータを得られた。多くの作業が必要だけど、状況は…良い方向に向いたと思っていいと思う。レースではフィーリングが良くなっていたし、それについては満足している」セルジオ・ペレスが後方スタートとなったことで、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、2台のメルセデスに対抗しなければならず、最終的には戦略上の駆け引きでルイスハミルトンに敗れた。セルジオ・ペレスは、レッドブル・ホンダがメルセデスへのチャレンジを開始するためには、自分はRB16Bにすばやく慣れる必要があると認める。「チームは僕がそこいることを必要としているので、できるだけ早くそうしたかった。僕はそこにいる必要がある」とセルジオ・ペレスはコメント。「僕がここで、そのうちそうなるだろうとリラックスしているわけではない」「一生懸命働いているし、エンジニアも僕と一緒に一生懸命働いている、最終的それはハマってくるだろう。そして、それが起こる時、僕たちはとても強くなるだろう」また、レッドブル・レーシング・ホンダのプレスリリースでセルジオ・ペレスは次のようにレースを振り返っている。「今日はレースができなくなる状況にあったことを考えれば、結果には満足しているし、ペースがよく、ポテンシャルも見えたので、ポジティブな面が多くあった」とセルジオ・ペレスはコメント。「フォーメーションラップでは、突然マシンがシャットダウンしてしまった。マシンを降りる寸前だったけど、そのままとどまったところで再び動き出してくれたのは、奇跡的だと思う」「これによってピットレーンスタートになってしまったのは痛かったのですが、追い上げて完走できたことはうれしいですし、このマシンで全開走行をする経験が積めたのでよかった」「結果が残せたことが重要であり、もちろんマックスが勝利できなかったことは残念だけど、その日はきっとくるはずだし、僕らならやれると思う。分析が必要なデータがたくさんあるので、すべてを理解して、次のイモラにはさらに強くなって戻ってきたいと思う」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "RzcGUxazE615NPf26OCxnzAtS6HqOQAz");});
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