セルジオ・ペレスは、フォースインディアの激動のシーズンが終わり、ローレンス・ストロールがチームのためにもたらそうとしている計画に興奮していると語る。フォースインディアは今年7月に破産管理下に入り、ローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムがチームの資産を購入。F1ベルギーGPからレーシングポイント・フォースインディアとして再出発した。
最終的な新チーム名はまだ確定していないが、チームの資本は増加しており、セルジオ・ペレスは追加のリソースがもたらす可能性について興奮していると語る。「かなり興奮しているよ。メカニック、エンジニアからケータリングのスタッフまでチーム全体と話をしているけど、全員が本当に興奮しているし、本当に楽しみにしている」とセルジオ・ペレスはコメント。「ローレンスはこのプロジェクトに非常に熱心だ。彼はそれが長期的なプロジェクトであることをわかっているし、僕たちはチームのボスと一緒に素晴らしい方向性を持っていると思う」「大きくなっていくためには全てが揃っている必要がある。でも、僕たちはそれには時間がかかることも認識しておく必要がある。それは他チームでも見てきたことだと思うし、それにどれくらいの時間がかかるかもわかっていると思う。でも、次のそのステップを果たすチームがあるとすれば、それはフォースインディアだと思う」買収は半年近く前に行われたが、セルジオ・ペレスは2019年にすぐに大きなゲインを期待することに対しては警告し、チームはメルセデス、フェラーリ、レッドブルという3強チームに向かって着実に進歩を果たすことを目指すべきだと語る。「それは目標だ。時間のかかることだし、ペース面で僕たちは上位3チームからはかけ離れている。でも、できるだけ近づくことが目標だ」とセルジオ・ペレスはコメント。「一夜にして実現できることではないけど、それが僕たちが心の奥に持っている目標だ。僕たちはもっと近づいて、出来るだけ早くにトップ3チームと戦いたいと思っている」すでにチームとF1を5シーズン戦っているセルジオ・ペレスだが、チームの将来の見通しの変化によって、長期的に残留するための適した場所だと感じていると語る。「僕たちはこのチームがどのように進んでいくかをわかっている。僕は自分が考えていたよりも多くの年月をここで過ごしてきた。ここを快適に感じているし、とても楽観的だ。フェラーリやメルセデスにいることができない場合、フォースインディは最適な場所だと思っている。チームには間違いなく大きなポテンシャルがあると思っている」「過去2年間で僕はベスト・オブ・ザ・レストだったし、3年連続もとても間近だった。それに前進すうる見込みもある。来年、状況がどうなるか見てみるつもりだけど、このチームの将来にはとても興奮している」セルジオ・ペレスは、2019年にローレンス・ストロールの息子であるランス・ストロールを新たにチームメイトに迎える。