バルセロナテスト2日目にトップタイムを記録したセルジオ・ペレスだが、マクラーレンはまだジェンソン・バトンが支配しており、MP4-28はジェンソン・バトンのスタイルに合うように造られていると認めた。セルジオ・ペレスは、マクラーレンの“マネジメントスタイルと哲学”はザウバーと基本的に異なると述べ、経験豊富なジェンソン・バトンがMP4-28の開発に関与しているのはアドバンテージだと付け加えた。
「ジェンソンが非常に経験豊かなドライバーなのは明らかだし、クルマに多くのことをインプットしている」とセルジオ・ペレスはコメント。「わずかに彼のスタイルに適しているので、それに適応するかは僕次第だけど、オーストラリアまでには完全に準備を整えられると確信している」マクラーレンへの適応具合について質問されたセルジオ・ペレスは「10段階で6〜7くらいかな」と AS にコメント。「いずれにせよ、僕はマクラーレンに満足している。このチームに所属することをずっと夢見てきたし、初日から居心地良く感じた」ファン・パブロ・モントーヤやフェルナンド・アロンソといった他のラテン系ドライバーは、マクラーレンとうまくいかなかったが、セルジオ・ペレスはそれは自分には当てはまらないと述べた。「毎年、毎レース、異なる状況に異なるドライバーがいた。ここでチャンピオンシップに勝ったラテン系ドライバーもいる」「国籍にほとんど意味はない。最も重要なことは、正しい環境と良いクルマを得ることだ。クルマは僕が慣れていたものとは非常に異なるけど、競争力がある」