セルジオ・ペレスは、マクラーレンに移籍する初年度からタイトルを狙っていくと述べた。セルジオ・ペレスは、2年目となる今季、ザウバーで3度の表彰台を獲得。2013年はルイス・ハミルトンの後任としてマクラーレンに移籍する。「結果について期待されていると思うし、僕の目標は彼らとタイトルを獲得して、来年からすでにチャンピオンシップに勝つことだ」とセルジオ・ペレスはコメント。
「シーズン中に多くの仕事をしなければならないということなので、彼らとともに十分に準備を整えてスタートして、彼らの目標に達することが重要だ」「今年、彼らには多くの信頼性問題があったけど、解決していたら、タイトルを争っていたと思う」「なので、僕が言っていることは現実的だと思うし、チームには非常に強いクルマを仕上げる力がある。目標は常に高くあるべきだ。それが僕たちが考えなければならないことだと思うし、マクラーレンは全てのレースで勝つことを望んでいる」だが、マクラーレンのようなチームでレースをするドライバーへの要求は、大きなプレッシャーがのしかかることになる。「最高のチームにいるときは、常に注目されるものだ」とセルジオ・ペレスは認める。「うまくやっているときはヒーローだけど、悪いときは酷い目にあう」「慣れるしかないけど、それはザウバーでもすでに経験している。表彰台に上がったときはスーパースターだったけど、不調のときはいつもミスする非常に悪いドライバーだと言われたよね」「最も重要なことは、冬に集中して、1月の初めからチームと良い関係を築いていくことだ。開幕戦レースから戦えなければならない」マクラーレンへの移籍が発表されて以降、セルジオ・ペレスは1ポイントも獲得することができなかった。そのため、すでにプレッシャーがセルジオ・ペレスを襲っているとの懸念が高まった。だが、セルジオ・ペレスは、契約とそれとは無関係だったと主張する。「F1では、僕の契約にまつわる様々な話を作りたがる」「でも、僕はプロのドライバーだし、非常に忠実な人間なので、それとこれとは無関係だ。チーム(ザウバー)には非常に感謝している」