セルジオ・ペレスの父は、フェリペ・マッサ交代の噂のあるフェラーリから接触があったことを明かした。セルジオ・ペレスは、フェリペ・マッサの後任候補の最有力候補に挙げられているが、ペレス自身はこの噂を否定している。「セルジオは、マレーシアに100％集中している」と父親のアントニオは Medio Tiempo にコメント。
セルジオ・ペレスは、フェラーリの若手育成プログラム「フェラーリ・ドライバー・アカデミー」に所属している。「去年からフェラーリは３人のドライバーを抱えている。アロンソ、マッサ、そしてペレスだ」とアントニオは続けた。「チェコ（セルジオ・ペレスの愛称）は、チームと素晴らしい関係を築いているが、今のところペレスはペーター・ザウバーとしか契約していないと断言できる」しかし、セルジオ・ペレスの父は、最近ザウバーにフェラーリからアプローチがあったことを示唆した。「そうだね。ザウバーのCEOであるモニシャ（カルテンボーン）は、セルジオについて話をしたいとフェラーリの人間からアプローチがあったことを確認している」少なくともセルジオ・ペレスは、来年フェリペ・マッサの後任候補というのは変らない。フェルナンド・アロンソと息子の組み合わせについて質問されたアントニオは「良いパッケージだと思う」とコメント。「時間の問題だけだと思う。チェコが今やっていることから気を散らすよりも、今は忍耐強く待たなければならない」フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、フェリペ・マッサの解雇を求める声を含め、現在のフェラーリの状況について落ち着くように求めている。「ファンが失望しているのは理解している」とルカ・ディ・モンテゼーモロは Stuttgarter Nachrichten にコメント。「だが、彼らには落ち着くようお願いしたい」「我々は落ち着いているし、集中したままだ」