セルジオ・ペレスは、2011年にF1デビューのために契約することができなかったらF1の夢を逃していただろうと語る。カルロス・スリム率いるメキシコの通信会社テルメックスが支援するセルジオ・ペレス(20)は、2011年に小林可夢偉のチームメイトとしてザウバーでF1デビューを果たす。
「今回がF1に参戦する最後のチャンスだったと思う」とセルジオ・ペレスは motor21.com にコメント。クリスマス前にヒンウィルにあるザウバーのファクトリーで2011年マシン“C30”のシート合わせを行ったセルジオ・ペレスは、2011年に3年連続でGP2に参戦していたらF1昇格は「難しくなっていただろう」と認める。2011年にウィリアムズでF1デビューするパストール・マルドナドに次ぐ2位で2010年のGP2シリーズを終えたセルジオ・ペレスは、プレッシャーを感じていたことを認めた。「F1チームとの交渉は中盤くらいに始まったけど、僕は4〜5位だった。この時点でカルロス・スリムは僕に明言していた」「彼は、チャンピオンシップを争えなかったら僕はチームの計画にはいないだろうと話していた。チャンスを逃すところだった」セルジオ・ペレスは、現在の若手ドライバーのF1昇格は才能よりも資金力が勝っているとの報道を否定した。「F1は大きなお金が動く世界だし、僕たちはメキシコでそのビジネスチャンスに多くの関心があることに気付いていた。それが悪い影響を与えていないのは確かだ」「でも、僕は自分が良いドライバーということを証明してきた。誰かに与えられたわけではない」
全文を読む