プジョーは、2018年のFIA世界ツーリングカーカップ(WTCR)のためにTCRレギュレーションに沿って開発された新型マシン『308TCR』を発表した。プジョーは、これまでTCRルールに則った『308 Racing Cup』を製造し、をTCRベネルクスを含めた地域シリーズに参戦。TCRヨーロッパトロフィーで優勝している。
プジョーは、今年から新たにスタートするWTCRのために308 GTIをベースにした最新バージョンのマシンを開発した。プジョー 308TCRは、より目立つフロントスプリッターを始めとするボディワーク、TCRマシン専用に開発された6速シーケンシャルギアボックス、改良されたハンドリングシステムを含めアップグレード版トランスミッションを特徴とする。プジョー 308TCRはすでにコース上でテストをカンリュしているが、カスタマーへの出荷は4月からとなる。価格は10万9000ユーロ(約1472万円)となる。プジョー・スポールのディレクターを務めるブルーノ・ファミンは「プジョー 308 Racing CupはすでにTCRの資格を持っていたが、TCRレギュレーションに基づくチャンピオンシップの急速な発展が、我々のカスタマーの野心に沿ってパフォーマンスをさらに追及することを我々に促した。2018年からはFIA世界ツーリングカーカップに代表される最高レベルに達する」とコメント。「新型プジョー308TCRは、プジョー・スポールのカスタマーと深いエンゲージメントを示す適切なタイミングでの登場となる」「彼らの正当化された要求を満たすために、我々は競争力と信頼性があり、我々は経験と専門知識を駆使し、常にドライブを楽しめるクルマを生み出した」WTCRの開幕戦は4月7・8日にマラケシュで開催される。


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