フォードは、新型スーパーカー『GT』を米国ミシガン州デトロイトで開催中の2015年北米国際自動車ショーにて世界初披露した。新型フォードGTは、フォードが新たに立ち上げた高性能車開発部門“フォード・パフォーマンス・ビークルズ”が手がけたスモデル。フォード・パフォーマンス・ビークルズは2020年までに12車種以上のハイパフォーマンスモデルの開発を計画しており、新型フォードGTはそのうちの1台となる。
2006年の生産終了以来、9年ぶりに復活を果たした新型フォードGTは、環境性能に配慮したスーパーカーとして登場した。パワートレインにはフォードの環境エンジン“エコブースト”を搭載。ミッドシップに配置された新開発の3.5リッター V型6気筒ガソリンエンジンを2個のターボで過給する。最大出力は600馬力以上。トランスミッションは、7速デュアルクラッチとなり、トランスアクスルレイアウトを採用される。ボディには、アルミやカーボンファイバーを使用する。新型フォードGTは、1966年のルマン24時間レース優勝から50周年を記念して2016年後半に生産を開始し、世界の一部市場で発売される。