F1開催を目指すブルガリアは、アスファルトにロードフィーティング設備を搭載したサーキットを建設する計画を立てている。ブルガリア・モーターサイクル連盟のボグダン・ニコロフは、人工的に路面の温度を上げる機能を搭載することで、来年からF1の公式タイヤサプライヤーとなるピレリを始めとするタイヤメーカーのテストコースとして使用されることも目指していると Novinite.com で述べた。
「F1レース開催のためのプ我々のロジェクトの素晴らしい点は、ブルガリアF1サーキットがアスファル層にセントラルヒーティングのようなヒーティング設備を搭載する世界初のサーキットという、ある意味で独占的な特徴を持つことです」とボグダン・ニコロフはコメント。「あらゆるタイヤメーカーが、タイヤテストのために我々のコースを使いたがるでしょう。我々のトラックは、大気の状態に関係なく、さまざまな温度でタイヤのテストを行えます」ボグダン・ニコロフは、国際コンソーシアムとブルガリア政府の交渉が成功すれば、バーニー・エクレストンがブルガリアGPを契約するために2010年11月15日から12月15日の間にソフィアを訪問するだろうと述べた。ブルガリアは、2012年にこのトラックでMotoGPの開催することも目指しているとされている。「MotoGPとF1のサーキットは、安全ゾーンが少し異なるだけで、基本的には同じです。MotoGPトラックの安全ゾーンの方が大きく長いのです。我々は、F1とMotoGPのサーキットのために、FIAとFIMの両方の条件を満たすプロジェクトを作りました。有益な投資にするためには、年間365日のうち220日間トラックを使用しなければなりません。しかし、ソフィアの天候はそれが可能です」ボグダン・ニコロフは、将来のブルガリアF1トラックが10万人の観客を収容する予定だと述べた。