元F1ドライバーのアレックス・ザナルディは「意識があり」「徐々に回復」していると息子のニッコラが La Repubblica に語った。54歳のアレックス・ザナルディは、6月にイタリアで行われたハンドサイクルのレース中にトラックと衝突して頭部に外傷を負い、5回の神経学的および頭蓋顔面再建の手術を受けてきた。
頭部と顔面に重傷を負ったアレックス・ザナルディは、当初シエナのサンタマリア・アレスコッタ病院でで人工的な昏睡状態に置かれていた。その後、専門のリハビリセンターに転院したが、残念ながら、リハビリセンターで容態が悪化し、ミラノのサンラッファエーレ病院の集中治療室に転院。そこでピエトロ・モルティーニ教授が率いるチームが新たな神経外科手術を受けた後、パドヴァの自宅に近い病院に転院した。アレックス・ザナルディの現在の容態について、22歳の息子のニッコロは次のように明かした。「彼の状態は徐々に良くなっています。しかし、彼にはまだ長い道のりがあり、それには長い時間がかかることを私たちは理解しています」「これまでのところ、どの機能が復元されるかは誰にもわかりません」「そうでしね、彼は回復していますが、私たちにはまだ長い道のりがあります。私たちは彼をサポートと愛で囲んでいます」