元F1チーム代表のフラビオ・ブリアトーレは、新型コロナウイルス危機がこのまま続けば、イタリアの最高の企業は中国に買収されてしまうと危惧している。イタリアは1か月近くロックダウン状態にあり、F1全体が5週間のシャットダウン期間を設けるなか、フェラーリは3月19日以降、操業を停止している。
フラビオ・ブリアトーレは「ほとんどの人と同じように家にいる。同僚とテレビ会議をしている。息子の息子のネイサン・ファルコとのとの時間を楽しんでいる。彼に生きることは幸運だと教えている。彼と一緒にいることの価値を与えることが重要だ」と Corriere della Sera に語る。フラビオ・ブリアトーレは起業家であり、いくつかの国に広がるレストランのチェーンを経営している。「もちろん、それらはすべて閉鎖されている。しかし、新型コロナ危機は、ケータリング業界だけでなく、経済全体にとっての大惨事だ。これが続けば、中国は数か月後にイタリアで最高の企業を買収するだろう」フラビオ・ブリアトーレは、新型コロナウイルスが現代の生活に本当に大きな影響を与えていると語る。「このウイルスは我々に再考することを強いている。我々はただそれに反応するだけでなく、予測する必要がある。新型コロナウイルスと共存することを学ぶ必要がある。我々の生活は永遠に変わってしまった。その影響を最小限に抑える必要がある」「関係者たちは、政治家から医者に至るまで同じことを話すべきだ。人々を不安にさせないようにね」日曜日に70歳を迎えるフラビオ・ブリアトーレは、当面の間は立ち止まるつもりはないと語る。「今日、私は、バーニー・エクレストンが89歳で再び父親になることを考えて心を慰めている」とフラビオ・ブリアトーレは笑う。「最初は冗談だと思ったよ」