元フジテレビのアナウンサーでF1番組を担当していた有賀さつきさんが死去していたことが4日に分かった。享年52歳。有賀さつきさんは1988年にフジテレビに入社。明るく奔放なキャラクターで女子アナブームの火付け役になるとともに、フジテレビのF1中継を担当し、グランプリの現場にも足を運んでF1の魅力を伝えてくれた。
また、1989年からフジテレビ系列局で放送されたF1情報番組『F1ポールポジション』に出演。アナウンサーの古舘伊知郎やF1解説者の今宮純、川井一仁とともにマクラーレン・ホンダ全盛の“セナプロ時代”の日本のF1ブームを支えた。1992年にフジテレビを退社後もテレビ朝日の「ミュージックステーション」の司会を務めるなど、タレントとして活躍していた。昨年から闘病しており、1月末に他界したという。死因や葬儀日程については、本日5日の午後、親族の方から発表されるという。心より、ご冥福をお祈りいたします。