グループ・ロータスおよびロータス・カーズ・リミテッドは、2010年F1世界選手権にエントリーを申請した「チーム・ロータス」とは無関係であると主張。ロータスのブランド名を守るために法的処置をとる準備をしている。チーム・ロータスのエンジニアだったニーノ・ジャッジとスティーヴ・ケンチントンが設立した英国F3チームのライトスピードは先週、ロータスの名で2010年のF1に参戦する意向を発表していた。
名称使用権を保有するデイヴィッド・ハントは「チーム・ロータス」としての参戦を認められているようだが、自動車メーカーのロータス社は10日に声明を発表し、異議を申し立てた。「グループ・ロータスとエリーゼの生産や高度技術のコンサルタント業務を全世界で行っているロータス・カーズ・リミテッドは、2010年F1チャンピオンシップに参戦した『チーム・ロータス』とは関連や提携はしておらず、またその他のいかなる方法でも関わっていない」「グループ・ロータスは、その名称、名声、ブランドイメージを守るために全ての必要な措置をとる予定である」チーム・ロータスは、ロータス・カーズの設立者であるコーリン・チャップマンが1958年に設立したF1チーム。7度のコンストラクターズチャンオンシップ、6度のドライバーズチャンピオンシップを獲得した名門チームだったが、1995年にデヴィッド・ハントに商標権を譲渡し、F1から撤退していた。アイルトン・セナや中嶋悟がF1参戦したチームとしても知られている。関連:ロータスの名がF1に復活か
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