デビッド・リチャーズが、2010年F1参戦に向け、英国のバンベリーで準備を整えた。ベネトン、B・A・Rでチーム代表を務めていたデビッド・リチャーズは、水曜日の夜まで続いたバーニー・エクレストンとの議論のあと、29日(金)の締め切りまでに正式なエントリーを提出することを明らかにした。デビッド・リチャーズのチームは、マクラーレン・メルセデスと結びつくと思われており、まずはプロドライブとして参戦し、2012年にはアストンマーチンになるとされている。
「クルマはバンベリーで組み立てられ、供給元から得るカスタマーエンジンにはアストン・マーティンのバッジが付くことになるだろう」とリチャーズは語る。スポンサーは、アストンマーチンの主要株主であるクウェート企業「Investment Dar」や中東の投資家が付くとされている。FIAと既存F1チームとの2010年レギュレーション論争は最終決定していないものの、妥協案が合意に至ったとされている。