FIAのマックス・モズレー会長は、フェラーリが撤退してもF1は存続するとの主張を曲げてはいない。先日、「F1はフェラーリなしでも存続する」と発言したマックス・モズレーだが、フェラーリが2010年F1レギュレーションの差し止めをフランス裁判所に提訴したことで、今後はアイルトン・セナを例に出し、フェラーリがいなくなってもF1は存続するとの考えを説明した。「フェラーリがF1にとって不可欠な存在であるとの考えはナンセンスだ」
「アイルトン・セナと少し似ているかもしれない。彼は最も重要なドライバーだったが、1994年に亡くなってしまった。それでもF1は存続した。ロータスやブラバムも重要なチームだったが、その後もF1はまわり続けている」「F1が崩壊する可能性は小さいと考えている。我々はチームにレースをする機会を与え、分配金もす払うことになるだろう」一時はマックス・モズレーの発言に異論を唱えいたバーニー・エクレストンも、今回のフェラーリの態度を快く思っていないようだ。「それはいいことだ。新聞の見出しを独占できるしな。もっと前からやればよかったのではないか」
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