F1チームの組合であるFOTAは、5日にプレスカンファレンスを開催し、F1世界選手権のポイントシステムの変更などを提案した。ジュネーブで行われたFOTAのプレスカンファレンスの場で、FOTAは新しいポイントシステムを提案。優勝したドライバーを現在の10ポイントから12ポイントにあげ、2位に9ポイント、3位に7ポイントを与えるという案を発表した。
4位〜8位は、これまで通り5-4-3-2-1ポイントとした。マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは、FOTAの市場調査の結果、ドライバーが勝利よりポイントフィニッシュを狙わないためには1位と2位のポイント差を広げることが必要だと語る。「観客はレース勝者がチャンピオンシップだと評価することを望んでおり、我々の提案はレース勝者により大きな報酬を提供するものだ」この提案は、バーニー・エクレストンのメダル制を代わるものだ。また、FOTAはグランプリをより容易にするためにレース前にそれぞれのクルマのスタート時の燃料量を公開するというスポティングレギュレーションの変更も提案。しかし、それらをスポーティングレギュレーションの変更は、FIA世界評議会の承認が必要となる。「これらの提案をFIA世界評議会に提出するつもりだ。我々は彼らの支持を求める。」FOTAはまた、2010年は観客により多くのパフォーマンスデータを公開すること、それぞれのレースで最速ピットスタートをしたチームにコンストラーズポイントを与えること、レース距離は、250kmに減らすか最大1時間40分にすることも提案した。予選方式に対する提案はなかった。
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