F1チームは、来年から導入されることになるKERSの開発に関して、サードパーティーの連携を活性化させていくことになるだろう。マクラーレンは、KERS導入の2年目となる2010年からモトローラのスピンオフ企業であるフリースケール・セミコンダクター社と提携することを発表した。さらにドイツの大手技術企業ボッシュは、電気的KERSシステムについて、各種レーシングシリーズのチームと交渉していることを認めた。
また、フィアットの子会社であるマネッティ・マレリは、KERSシステムについてフェラーリ、ルノー、レッドブル、トロ・ロッソなどのF1チームと協力していると見られている。ウィリアムズは、すでにKERS開発に向けて、高エネルギーの複合フライホイールの開発を手がけるオートモーティブ・ハイブリッド・パワー社の株式を購入し、ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社を設立している。関連:KERS
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