F1チームは、2014年にペナルティポイント制度の導入について投票を行い、過半数で可決。来月、承認を受けるためにFIAの世界モータースポーツ評議会に提出される。F1チームは、バルセロナでチャーリー・ホワイティングも交えた会議を行い、ペナルティポイントシステムについて投票を実施。11チーム中4チームが賛成に投票した。
反対に票を入れたのは、レッドブル、トロ・ロッソ、ウィリアムズ、ロータスだという。ペナルティポイントシステムは、F1ドライバーが年間のポイント違反が12ポイントに達すると1レースの出場停止処分が下されるというもの。新しいシステムは、罰金、グリッドペナルティや警告から成る現在のシステムと完全に置き換えられるわけではない。だがスチュワードはコース上での違反行為に対してペナルティポイントを科すことができるようになる。F1ドライバーたちは、ピットレーンのスピード違反、接触の原因、危険なドライビング、ピット出口の白線を越えること、フラッグ無視といった違反によってペナルティポイントを科されると伝えられている。だが、全会一致の賛成ではないのも事実。ミハエル・シュミットは、「もしベッテルがドイツGPの前に、アロンソがスペインGPの前に12ポイントになってしまったらどうするんだ? 彼らをホームレースで出走禁止にするつもりか?」との反対派の意見を伝えた。
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