タイ当局は、2015年にF1ナイトレースを開催するためのバンコクの市街地コースのレイアウトに同意した。 タイは、将来のF1カレンダー入りに名乗りを挙げている国のひとつだが、Bangkok Post によるとタイ・スポーツ局がバンコク中心部を通る5.995kmのストリートコースのレイアウトに同意したという。
計画されているコースは、チャオプラヤー川沿いのラマ8世橋に近い王立海軍ドックヤードをスタート・フィニッシュ地点とし、そこからバンコク有数の観光地である王宮に向かって南下する。そこから2010年にマーク・ウェバーがデモンストレーション走行を行ったラチャダムヌン通り、民主記念塔を回ってプラ・スメンを通り、スタート地点に戻る。サーキット案にはバックパッカーの間で世界的に有名なカオサン・ロードも含まれている。「スタートとフィニッシュ地点がチャオプラヤー川の岸ということなので、川の中にメインスタンドを作ることができるかもしれません。器材の運搬にも便利でしょう」とカノクファンド・チュラカセム大臣はバンコク・ポストに語った。「この提唱ルートでしたら、居住者への影響もごくわずかで済みます」 レイアウトとグランプリの最終計画は、今後3カ月以内に最終承認を受けるためにタイ政府へ提出される。