新型デルタウイングが、来週末のセブリング12時間レースでのデビューにむけてシェイクダウンテストを完了させた。エラン・モータースポーツ・テクノロジーが開発したマツダ製エンジンを搭載した新型デルタウイングは、ジョニー・オコンネルとアンディ・メイリックによって水曜日と木曜日の2日間、アトランタで初テストを完了させた。
チームの代表のデイブ・プライスは「まずは昨年10月のテストでクルマを走らせていたジョニーが走り、そのあとアンディが乗った。予想していた新車の問題のいくつかを除けば、全てが順調だった」とコメント。「実際にはシステムチェックだった。ダイナモでしか走らせていなかったので、トラックでエンジンを調整することが重要だった」またデイブ・プライスは、ブリヂストンタイヤへの変更は問題なかったと述べた。昨年日産が走らせたデルタウイングはミシュランタイヤを装着していた。アンディ・メイリックとオリビエ・プラがドライバーを務めるセブリングでは、完走することが現実的な目標だとデイブ・ブライスは述べた。「確実に走り、レースを完走し、ちょっとしたパフォーマンスを示したい」とデイブ・プライスは述べた。「それ以上の目標は設定していない。優勝を目指せないことはわかっている」「完走は現実的なことだと思っている。クルマとギアボックスは、プチ・ルマンを完走したものと同じだし、エンジンはテストベンチでかなりの走行を積んでいる」関連:デルタウイング、新カラーリング&ブリヂストンタイヤで参戦継続