オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2025年F1シンガポールGP初日の走行を終え、1分30秒714の最速タイムをマークして初日トップに立った。チャンピオンシップ首位のピアストリにとって、金曜は「良い感触を得られた1日」だった。FP1では6番手につけたランド・ノリスの前、5番手でスタートしたピアストリ。FP2では赤旗が2度出る混乱の中でもペースをつかみ、終盤のソフトタイヤでトップタイムを叩き出した。
「最後にミディアムで走ったときに感触をつかめたし、ソフトも良かった」とピアストリは振り返る。「代表的なロングランはほとんどできなかったけど、クルマの状態は良かった。今日は多くを学べたし、それがプラクティスの目的だから、いい一日だった」また、FP2での走行内容について「重燃料ランを犠牲にして、ミディアムとソフトでの短いランに集中したのか」と問われると、ピアストリは「ほぼそんな感じだと思う」と答えた。「ここでは予選が週末の中でも非常に重要なんだ。もちろんどこでも大事だけど、特にここでは前でスタートすることがすべてに近い。だから、レースの未知数を抱えても前からスタートしたほうがいい。後ろから確実にわかってても、それは助けにならないからね」