オスカー・ピアストリは、 F1ラスベガスGPの予選でマクラーレンの両ドライバーがアルピーヌのピエール・ガスリーに負けたことは「懸念すべきこと」だと認めた。オスカー・ピアストリは予選8番手となり、メルセデスのジョージ・ラッセルが記録したポールタイムから約0.7秒遅れとなった。ガスリーのタイムからも0.4秒も大きく遅れ、この結果ガスリーはラッセルとフェラーリのカルロス・サインツに次ぐ予想外の3番手となった。
ピアストリは、サインツと4番手につけるチームメイトのランド・ノリスが自分とチームメイトのランド・ノリスより上位にいることを懸念しているかと尋ねられた。 「そうだね、正直に言うと、アルピーヌが僕たちの前にいるほうが心配だ」とピアストリは言った。「ガスリーは明らかにここ数週間速かったし、予選で非常に速かったのは3、4週連続だと思う」「フェラーリが速いことは予想していたけど、メルセデスがこれほど速いとは予想していなかった。僕たちにとっては驚きだったけど、彼らにとっても驚きだったようだ」「でも、あまり心配していない。明日は長いレースだし、昨年見たようにいろいろなことが起こり得るので、チャンスはたくさんあるだろう」オスカー・ピアストリは5戦連続でチームメイトに予選敗退した。マクラーレンはラスベガスの予選で「どこにも」いなかったオスカー・ピアストリは、自分の車から1周でかなりのペースを引き出すのは「簡単ではなかった」と認め、「Q3ではどこにもいなかった」と付け加えた。「Q3までは、フェラーリと比べて自分たちの成績にはかなり満足していたと思う」とピアストリは語った。「ただ、その追加ステップを見つけられなかっただけだ。でも、確かに、これが彼らが最も速いと予想されるトラックだ」「でも、僕たちはただ当然のこととして受け止めることはできないし、今回が最悪で次の2レースは僕たちにとってずっと良い試合になるだろうと言うこともできない。もしそうならなければ、それは良いニュースではないからだ」ピアストリは、明らかなフラストレーションにもかかわらず、マクラーレンがレース仕様で強くなる見通しについては「楽観的」であり、「妥当な感じがする」と語った。「グリップが低いのは誰にとっても同じことだけど、今週末のライバルたちほど速くはない」とピアストリは結論付けた。