ハースF1チームのニキータ・マゼピンは、ロシアの兵役義務にとってF1参戦が脅かされているとの報道について説明。モスクワ州立大学の勉強と並行して、すでに軍事教練のコースに参加しており、それが終了すれば1年間の入隊は免除される語った。F2を卒業したニキータ・マゼピンは、今年ハースF1チームでF1デビューを果たし、先週末のF1アゼルバイジャンGPではこれまでのベストリザルトとなる14位フィニッシュを果たしている。
しかし、先週、サンクトペテルブルクでの経済イベントで、父親のドミトリー・マゼピンの発言により、息子が母国のロシアで兵役を完了する必要があるかもしれないことを示唆する報告がオンラインで出た。ウラルケム社の代表であるドミトリー・マゼピンは「ニキータには今年23のレースがあり、彼は軍に入隊する必要があると言われている。彼は私に『お父さん、どうしたらいい? 2週間ごとにレースがある。誰も聞く耳をもたない』と言っていた」と語っていた。ロシアでの兵役は、例外はあるものの、通常、18歳から27歳までの男性は1年間を軍に入隊する必要がある。ニキータ・マゼピンは「少し議論があったことを知っている」との憶測について語ったが、レーシングスーツの胸に刻まれているモスクワ州立大学での学位と並行して、要件を満たすために必要なクラスをすでに履修していると説明した。「僕の側からすると、状況は非常に明確だ」「僕は大学で勉強しているけど、ロシアでの働き方には兵役が義務付けられている。十分な体力があれば、兵役には2つの方法がある」「オプション1は、大学を卒業してから1年間入隊することだ。そして、オプション2は、フィットネスの結果と勉強の結果という点で十分に適合していると認定された場合、まったく異なる方法で提供されるエリート軍のようなものに進むことができる」「それは週に1日で、予備役になることを学んでいる。そして、それには3年かかりるけど、週に1日だけで、基本的にクラスで行われている」「僕はこれはすでに2年間行っている。そして、もちろん、僕は予備役として卒業することを願って、もう1年間続けるつもりだ」「5日前、僕は最初の4年間を終えるために大学での最終試験に合格した。そして、次の2年の後半に2番目の修士号を取得するために進学している」ニキータ・マゼピンは、最初の修士号を通じて経済学と言語を研究してきた。修士号は、近年、GP3とF1のレースの任務と並行して修了している。