F1グリッドのカナダ人ドライバーであるランス・ストロールとニコラス・ラティフィは、2020年のF1世界選手権にむけてアメリカのライセンスを取得しなければならなかった。各国にはNational Sporting Authority(ASN)があり、日本では日本自動車連盟(JAF)が公認を受けている。ドライバーは、FIAが認めた自国のASNからライセンスを取得する必要がある。
昨年末の最後のFIA総会で、ASN Canadaは辞任しましたが、当面は引き継ぐ企業は出てきていない。そのため、ランス・ストロールとニコラス・ラティギは、自分の国ではライセンスを取得できなくなった。今年ウィリアムズでF1デビューを果たすニコラス・ラティギは「ASNはFIA認定を失った。国際ライセンスとアメリカのライセンスを取らなければなかった」とSky Sports F1に語った。しかし、ニコラス・ラティフィは、この措置はF1の運転免許所であるスーパーライセンスとは“無関係”であると語る。F1バルセロナテストで画面に表示られたランキングでは、ランス・ストロールとニコラス・ラティフィの名前の横にカナダの国旗が表示された。「カナダの国歌と僕の名前の横にあるカナダ国旗をテレビで見たいね!僕カナダを代表している」とニコラス・ラティフィは語った。