中嶋一貴は、スペインGP初日のフリー走行でチームメイトのニコ・ロズベルグを上回り、4番手で終えた。予選、決勝に向けて中嶋一貴が意気込みを語った。一貴、あなたにとってかなりポジディブな午後だったようですね。マシンのセットアップには満足していますか?はい。とても良いセッションでした。僕たちはいくつかのバリエーションを試し、良い終わりでした。フリー走行の最後のタイムで判断するのは困難ですし、チームが最終的にどの辺に位置しているかの目安にはならないですが、土曜日にはかなり自信があります。予選でふるいにか...
あなたはテストに強く関わりました。先週このトラックで多くの走行を行ったことは、成果になりますか?そうですね。FW30の新しいリリースにより本当に前進しました。だから、僕たちは予選とレースでよい結果を出せると思います。確かに、今年の多くのテストであなたはどんなドライバーよりも多くのラップを走行しています。ウィリアムズはあなたに可能な限り早く多くの経験を得て欲しいと思っているようです・・・そうですね。でも、僕たちはまた、マシンの信頼性をテストするために多くのマイレージを重ねました。そして、それは成果をあげています。あなたはチームとともに、彼らが過去の勝利を取り戻すためにトラックにいると思います。僕はルーキドライバーですし、まだ多くを学んでいます。でも、もちろん僕の目標はニコと同じような仕事をすることです。僕はおそらく彼より少しミスする余地があり、それはルーキードライバーの利点でもあります。でも、もちろんこの段階は永遠には続きません。メルボルンは、あなたにとって2度目のF1レースでしたし、あなたは3ポイントを獲得しました。午後に、経験豊富なドライバーがそれを狙っていました。どう感じましたか?ポイントを撮ることはドライバーにとって大きな瞬間なんで、本当に素晴らしい気持ちでした。でも、にロバート(・クビサ)と接触してしまったので、レース後は、素直には喜べませんでした。それには落ち込んだけど、そのあとは、圧倒的な感覚でした。昨年私達は2つの異なるルーキーの軌跡を見ました。ルイス・ハミルトンはすぐに表彰台に上り、ヘイキ・コバライネンは初めは苦しみました。あなたは最初のシーズンがどのように進化すると考えますか?本当に昨年は極端なルーキーシーズンでした。個人的に、ヘイキに起こったことを理解できます。F1で自分が苦しいポジションにいることに気付くのは簡単ですが、全ての手順を把握するのは容易ではありません。パフォーマンスで追いつき、自信になるような結果を達成するという昨年のヘイキのようにシーズンを終えられれば、とても満足できると思います。あなたは、父がドライバーだったという限られたドライバー達に仲間入りしまた。実際に、あなたのキャリアに父親はどれくらい影響を与えていますか?彼のおかげでレースドライバーになりたいと決断したのですか?それとも彼に関わらず?父がモータースポーツに興味を持たせたのは確かですが、父のおかげでドライバーになったのではないです。だから、それが父と関係はしていますが、レースの魅力とは関係ありません。コックピットに座り、トラックでチャレンジするという決心は、自分で決定しました。でも、それは僕のDNAの中にあるかもしれません。あなたはモータースポーツ環境の中で成長しました。その“内部情報”は自分の道を見つけるのに役立ちましたか?多分、そうですね。僕は基本的にサーキットで育ち、モータースポーツの基本を理解するために学ぶことがより簡単でした。でも、外から見るのと、レースをするのは、まったく別のことです。確かに父は、僕のキャリアの最初の段階でたいへん助けてくれました。そして、僕は長い間トヨタからサポートを受けています。彼らが完全なサポートをしてくれることをわかっていたし、トヨタの元で成長することは素晴らしいことでした。