2026年F1バルセロナテスト3日目は、メルセデスが主役となる1日だった。午後に走行したアンドレア・キミ・アントネッリが最速タイムを記録し、午前にトップだったジョージ・ラッセルを約0.2秒上回った。ラッセルは極端に低い路面温度の中で主にハードタイヤを使用して走行しており、「タイムから読み取れるものはほとんどない」とコメント。メルセデスはこの日だけで2人合わせて180周以上を走り、テスト全体でも300周超と豊富な走行距離を積み重ねている。
マクラーレンはこの日が初走行となったが、ランド・ノリスが3番手タイムを記録し、70周以上を走行。アルピーヌもフランコ・コラピントとピエール・ガスリーの2人で100周超を消化し、安定した1日となった。一方、非メルセデス勢はトラブルが相次いだ。ハースはオリバー・ベアマンが最速のフェラーリ勢となったものの、マシントラブルで走行は40周余りにとどまった。アウディは油圧系トラブルで赤旗を出したが、最終的にニコ・ヒュルケンベルグが約70周を走行。レーシングブルズはアービッド・リンドブラッドが100周以上を走り切っている。フェラーリとレッドブル・レーシングはこの日は走行せず、アストンマーティンは翌日の初走行を予定。ウィリアムズは今回のテストを欠席している。