F1スペインGP フリー走行3回目のハイライト動画。2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPのFP3が5月8日(土)にカタルニア・サーキットで行われた。土曜日のバルセロナも晴れ。気温23.4度、路面温度37.7度のドライコンディションで最後の60分間のプラクティスセッションはスタート。
最初の10分間はコースに出ているのはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)1台だけだった。その後、各マシンが続々と走行を開始する。メルセデス勢はソフト、レッドブル・ホンダ勢はミディアムと、チームごとに異なるタイヤプログラムでロングランをこなしていく。そして、残り15分でルイス・ハミルトンが新品ソフトでアタックを開始。セクター1で自己ベスト、セクター2で区間ベストを出すも、セクター3で失速してタイムは伸びず。左フロントに厳しいカタルニア・サーキットでタイヤが終わってしまった感があり、予選ではそこを修正してくることになるだろう。ルイス・ハミルトンのタイムを上回ってフリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。セクター1とセクター2でハミルトンをコンマ3秒上回ったが、セクター3で負けて0.235秒差となった。それでも今週で唯一の1分17秒台を記録して予選に期待を持たせる仕上がりとなった。ポール争いはセクター1とセクター2でミスを抑えて、セクター3でどれだけタイヤが残っているかが鍵になるだろう。マックス・フェルスタッペンとは対照的に、チームメイトのセルジオ・ペレスはうまくラップをまとめることができていない。マックス・フェルスタッペンのセットアップを参考にしているというペレスは、特にターン10でフェルスタッペンのような走りができておらず、最終的に0.771秒差の10番手に沈んだ。だが、ラップ序盤にタイムが上がらなかったことでアタックを中断しており、他のセクターベストを繋げば上位タイムとなるため、まだポテンシャルはあるかもしれない。3番手にはシャルル・ルクレール、4番手にはカルロス・サインツとフェラーリ勢がこれまで通りに一発の速さを見せている。抜きにくいサーキットだけに予選が強いフェラーリは有利かもしれない。5番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、6番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が続き、7番手にはアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが入った。このグループではノリスが速さを見せており、ペレス、フェラーリ勢との2列目争いになりそうだ。アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅はピエール・ガスリーのチームメイから0.138秒差の12番手だった。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "9nMmQzazE6qRxbFmfcKJmyQP3LgcoxZv");});
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