2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの決勝が5月26日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われた。レースはポールポジションからスタートしてレースをリードするルイス・ハミルトン(メルセデス)をマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が66周にわたって追いかける展開となった。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)がデブリを撒き散らしたことで導入されたセーフティカーで上位勢を含めた約半数のマシンがピットイン。レースリーダーのルイス・ハミルトンはミディアムタイヤを選択。そして、ハードタイヤに交換したマックス・フェルスタッペンがバルテリ・ボッタス(メルセデス)の前に出て2番手に浮上。しかし、ピットアウト時に接触があり、フェルスタッペンには5秒加算ペナルティが科せられる。表彰台を獲得するためには4番手のマシンに5秒以上の差をつける必要のあったマックス・フェルスタッペンは、トップのルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いてそのギャップを築きたいところだが、オーバーテイクがほぼ不可能なモナコでは実現せず。66周にわたってミディアムタイヤに苦しむハミルトンの1秒以内につけてプレシャーをかけ続けたが、2位でチェッカー。後続との差も広げられず、4位でレースを終えた。優勝はルイス・ハミルトン。今季4勝目、通算77勝目を挙げ、勝利をニキ・ラウダに捧げた。2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。5位にはピエール・ガスーが続き、レッドブル加入後のベストリザルトを記録。トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位に入り、今シーズン初めてホンダエンジンの4台全車が入賞を果たした。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "VuZDB2aDE6YMJEBeLihVLL1U-TEgceJb");});