F1イギリスGPのフリー走行1回目が14日(金)にシルバーストン・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が最速タイムを記録した。昨年より1時間早い現地時間9時からスタートしたフリー走行1回目。サーキットには厚い雲が立ち込め、気温15℃、路面温度22℃と例年通りの涼しいコンディションでセッションは開始された。
今回のF1イギリスGPでは、フェラーリがコックピット保護デバイス“シールド”を初テスト。セバスチャン・ベッテルがシールドが装着されたマシンで真っ先にコースインし、1周のインストレーションラップを行った。シールドでの走行は1周のみですぐに取り外された。フリー走行1回目の最速タイムはバルテリ・ボッタスの1分29秒106。2番手にもルイス・ハミルトンが0.078秒差で続き、メルセデスがともにソフトタイヤで昨年のポールポジションタイムを上回る好発進をみせた。3番手タイムはマックス・フェルスタッペン、4番手タイムをダニエル・リカルドとレッドブル勢、5番手タイミはキミ・ライコネン、6番手タイムはセバスチャン・ベッテルとフェラーリ勢が続いた。マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが8番手タイム、ストフェル・バンドーンが10番手タイムを記録した。両ドライバーともホンダの“スペック3”エンジンを搭載しているが、アロンソはF1アゼルバイジャンGPのフリー走行でギアボックストラブルに見舞われたエンジン、F1オーストリアGPのフリー走行で不具合が検知されたバージョンのMGU-Hを搭載。エネルギーストアのみ新品の5基目を投入しており、グリッド降格ペナルティが確定。明日以降も、コンポーネントの交換が予定されている。2017 F1 イギリスGP フリー走行1回目 動画OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "hvZHB3YjE6R_ycRenHjDbS7TTsRVkLqM");});関連:F1イギリスGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスが最速タイム