Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが、母国フランスのファンの前でポールポジションを獲得した。ヨハン・ザルコはQ2の後半でサーキットレコードを更新しトップに浮上すると、フランス人ライダーとしては1988年のクリスチャン・サロン以来、初となるポールポジションを獲得した。
チームメイトのハフィス・シャーリンは0.336秒届かずQ2進出は逃したが、Q1で4番手に入り、自己ベストとなる14番グリッドを獲得した。決勝は5列目の真ん中からスタートする。ヨハン・ザルコ (予選トップ/1分31秒185)「とてもうれしく、感動しています。予選を終え、ここまでの感情が湧き上がってくるとは想像していませんでした。もちろん速く走ることを目指してきたわけですが、31秒185という数字を見たときは自分でも驚いてしまいました。最初から好調でしたが、新品タイヤの1ラップ目でもっといけるという手応えがあったので、2回目でそれを試して、このような結果を出すことができました。チームの見事な仕事と、私に大きなエネルギーを与えてくれたフランスのファンにも感謝の気持ちでいっぱいです。このエネルギーが、明日は優勝へと導いてくれることでしょう」ハフィス・シャーリン (予選14番手/1分32秒397)「今日もとても良い仕事ができました。フリープラクティス第3セッションで一歩前進し、第4セッションではもっとよくなり、チームには心から感謝しています。彼らの仕事はいつもとてもすばらしいのですが、それだけではなくて、その豊富な経験を私に伝えようとしてくれます。彼らのおかげで私自身もブレーキングに自信を持てるようになり32秒台前半を記録し、自己ベストの14番手となってQ2に迫ることができました。明日はミスをせず安定した走りをキープし、チームのホームレースでできるだけ多くのポイントを獲得することが目標です」
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