ヤマハは、ホルヘ・ロレンソとの間で契約を2年更新することで合意。2015年と2016年も引き続き、ファクトリーチームのモビスター・ヤマハ・MotoGPから継続参戦することが決定した。250ccクラス王者として最高峰クラスへの挑戦を開始した2008年からヤマハのファクトリーチームに所属するホルヘ・ロレンソは、2016年まで契約を更新したことから、合計9年間所属することになる。
「ようやく発表できることになり、とても嬉しい。僕たちの関係がさらに2年間続くことが確実となり、残りのシーズンに向けて、完璧に集中できる。僕はヤマハでのキャリア継続を希望していた。3度目のタイトル獲得に向けて一緒に闘って行く」とホルヘ・ロレンソはコメント。「今シーズンは困難なスタートだった後で全てが挑戦となっているけど、レース毎に取り組み、バレンシアまで100%を尽くそう。僕を信じてくれたヤマハに感謝したい。夏休みを終えて、チームと一緒にインディを迎えることに興奮している」と契約を更新して、後半戦に集中することを強調した。ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクターのリン・ジャービスは「モビスター・ヤマハ・MotoGPのライダーを継続することで、ホルヘと合意したことが大変嬉しいです。今回の合意により、7年間の関係をさらに延長しました。彼は2008年に新人として、我々と共に最高峰クラスへの挑戦を開始して、2010年と2012年のタイトル獲得や31勝など、素晴らしい結果を一緒に獲得してきました。」とコメント。「2014年は今までのところ彼にとって厳しい1年となっていますが、今回の合意が残りのレースに対して、エネルギーを100%注ぐことになることを期待します。昨年はシーズン中盤に怪我を負いましたが、ライバルたちを困難な状況に追い込んだことから、後半戦に向けて、強力に立ち向かうポテンシャルがあります。」「ホルヘは2015年からタイトル獲得の有力候補になることに疑いはありません。共有する野望を実現させるために必要な支援と技術を供給するために全力を尽くします」と、タイトル奪回に向けて全面的な支援を約束した。