MotoGP アルゼンチンGPは、フリープラクティス午後からの第2セッションの開始直前に雨が降り出して難しいコンディションとなったが、Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコとハフィス・シャリンはウイーク初日から好調をアピールした。ヨハン・ザルコは第1セッションで1分40秒614を記録しヤマハ勢最高の4番手。第2セッションではタイムを更新することができず9番手に後退したが、土曜日の朝に雨が降る可能性を考えれば、この時点でQ2進出圏内に入ったことが重要になる。
一方のハフィス・シャリンはMotoGP2戦目の最初のフリープラクティスで、ヨハン・ザルコにコンマ5秒弱の差に迫る11番手。第2セッションは順位を下げたが、ルーキー勢トップをキープした。ヨハン・ザルコ (フリー走行総合9番手/1分40秒614)「ウイーク初日は難しいコンディションになってしまい、残念ながら第2セッションでタイムを伸ばすことができませんでした。グリップに手間取りセッティングのフィーリングを高めていくことができなかったのです。トップ10に入ることはできたので、明日の天気のことを考えれば良かったと思います。もしも晴れれば、ペースを上げるために、かなり頑張らなければならないでしょう。現時点では、上位陣と互角の勝負ができるとは思っていません。明日は前進を目指します」ハフィス・シャリン (フリー走行総合17番手/1分41秒094)「フリープラクティスは第1セッションも第2セッションも、とてもフィーリング良く走ることができました。午後はコンディションが難しかったのですが、そのなかでもQ2進出圏内を目指してプッシュし過ぎました。それがミスにつながってしまったのだと思います。おかげで何が悪かったかを理解することができました。マシンのフィーリングは良くなっているので、今日もこれからデータを分析し、さらに改善を目指していきます。明日もまた一歩、前進したいと思います」
全文を読む