MotoGP 第15戦 タイGPの決勝レースが10月6日(日)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝し、2019年の年間チャンピオンを獲得した。マルク・マルケスは、今大会、総合2位のドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に2点差以上をつければタイトル獲得となる状況で決勝を迎えた。気温31度、路面温度51度のドライコンディションで26周のレースはスタート。
ポールポジションからスタートしたファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)がホールショットを奪い、マルク・マルケスのアタックを交わして首位をキープ。その後、二人の接戦バトルが展開される。そして、ファイナルラップでマルク・マルケスがファビオ・クアルタラロをオーバーテイクして首位に浮上。一旦リードを奪われるが、最終コーナーで再び抜き返し、最高峰クラスで4年連続6度目となる年間チャンピオンを勝利で飾った。マルク・マルケスは、オースティンで転倒した以外はすべて2位以上の今季9勝14回の表彰台という圧倒的な強さでのチャンピオン獲得となった。2位はファビオ・クアルタラロ。あと一方で最高峰クラス初勝利を逃した。3位にはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続いた。
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