MotoGPは11月21日(水)にサーキット・リカルド・トルモで2019年シーズンのスタートとなるオフィシャルテスト2日目、最終日を行い、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が初日に続き、トップタイムをマークした。路面が乾き始めた12時10分過ぎ、初日に続き、KTMに乗り換えたヨハン・ザルコが先陣を切ってコースに飛び出すと、10分後にアンドレア・イアンノーネがテストを開始。
予定通りに初日だけのテスト参加となったHRCのテストライダー、ステファン・ブラドルを除く24名がテスト終了の17時まで意欲的にテストプログラムを実行した。マーベリック・ビニャーレスは57周を走行して1分30秒757をマーク。2番手には0.133秒差でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ドゥカティ勢はジャック・ミラー(アルマ・プラマック)が0.182秒差の4番手。ダニロ・ペトルッチが0.202秒差の5番手タイムを記録した。初日2番手だったマルク・マルケス(ホンダ)は、1分31秒台を最多の21回記録して0.154秒差の3番手。初日13番手の中上貴晶は、最多の70ラップを周回して0.547秒差の8番手。まだ左手首の負傷から回復していない初日18番手のホルヘ・ロレンソは、2019年型を試す機会があり、0.827秒差の12番手まで挽回した。ヤマハ勢は初日に6番手タイムを記録していたフランコ・モルビデッリ(ヤマハ)は、乗り換え組で最速となる0.217秒ア差の6番手を維持。初日3番手のバレンティーノ・ロッシは、0.614秒差の8番手だった。スズキは、アレックス・リンスが転倒を喫したものの69ラップを周回して0.497秒差の7番手。ジョアン・ミルは14番手。アプリリアは、アレイシ・エスパルガロが0.643秒差の10番手、アンドレア・イアンノーネは2度の転倒を喫して17番手。新人勢の最高位は、フランセスコ・バグナイアの11番手。ファビオ・クアルタラロは16番手、ミゲール・オリベイラは最後尾の24番手だった。最高峰クラスは一旦解散して、各チームの大型トレーラーは、イベリア半島を約750km南西に移動。来週28日から2日間、第4戦スペインGPの開催地、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで19年シーズンに向けた2度目のオフィシャルテストを実施する。MotoGP バレンシア公式テスト2日目 結果Pos.No.ライダーチームバイクタイム周回112マーベリック・ビニャーレスヤマハ・ファクトリー・レーシングヤマハ1分30秒7575724アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チームドゥカティ1分30秒89057393マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チームホンダ1分30秒91153443ジャック・ミラーアルマ・プラマック・レーシングドゥカティ1分30秒9396659ダニロ・ペトルッチドゥカティ・チームドゥカティ1分30秒95960621フランコ・モルビデリペトロナス・ヤマハSRTヤマハ1分30秒97458742アレックス・.リンスチーム・スズキ・エクスタースズキ1分31秒25469830中上貴晶LCRホンダ・イデミツホンダ1分31秒30470946バレンティーノ・ロッシヤマハ・ファクトリー・レーシングヤマハ1分31秒371631041アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリア1分31秒400 551163フランセスコ・バグナイアアルマ・プラマック・レーシングドゥカティ1分31秒405491299ホルヘ・ロレンソレプソル・ホンダ・チームドゥカティ1分31秒584461344ポル・エスパルガロレッドブルKTMファクトリー・レーシングKTM1分31秒628471436ジョアン・.ミルチーム・スズキ・エクスタースズキ1分31秒714561553ティト・ラバットレアーレ・アビンティア・レーシングドゥカティ1分31秒940591620ファビオ・クアルタラロペトロナス・ヤマハSRTヤマハ1分32秒091631729アンドレア・イアンノーネアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニスズキ1分32秒124321894ジョナス・フォルガーヤマハ・テスト・チームヤマハ1分32秒265471951ミケーレ・ピロドゥカティ・チームドゥカティ1分32秒37614205ヨハン・ザルコレッドブル・KTM・ファクトリーレーシングヤマハ1分32秒509502117カレル・アブラハムレアーレ・アビンティア・レーシングドゥカティ1分32秒906522255ハフィス・シャーリンレッドブルKTMテック3ヤマハ1分33秒008432338ブラッドリー・スミスアプリリア・レーシング・テスト・チームアプリリア1分33秒028582488ミゲール・オリベイラレッドブルKTMテック3KTM1分33秒79846
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