MotoGP 第5戦フランスGPの決勝レースが5月20日(日)、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝した。舞台となるブガッティ・サーキット。、全体的にストレートが短く、典型的なストップ&ゴーのレイアウト。パッシングポイントが少なく、シケインやヘアピンが勝負どころとなり、激しいブレーキング競争が見ものとなる。
気温23度、路面温度44度のドライコンディションで27周のレースはスタート。2列目6番グリッドから抜群のスタートを切ったホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がトップに立ち、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、アンドレア・ドヴィツィーゾ(ドゥカティ)の順でレースは展開する。3周目、アンドレア・ドヴィツィオーゾがヨハン・ザルコを攻略してドゥカティが1-2体制に。そして、5周目にはドヴィツィオーゾが首位に浮上。しかし、その周の6コーナーでドヴィツィオーゾが転倒。前戦に続いて2戦連続でリタイアとなった。ホルヘ・ロレンソ、ヨハン・ザルコ、マルク・マルケスの順で進んでいた8周目。ヨハン・ザルコが8コーナーで転倒。一旦はレースを継続するがガレージに戻ってレースをリタイアした。10周目、マルク・マルケスがロレンソを交わして首位に浮上。翌周にはダニオ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)がロレンスを抜いて2番手に浮上する。その後、ロレンソは順位を落とし、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がトップ3に浮上する。そこからは全ライダーがフロントにソフトを選ぶなか、フロントにミディアム、リアにハードを選択したマルク・マルケスがリードを広げる展開。そのままトップでチェッカーを受け、アメリカズGP、スペインGPに続いて、今季3勝目を挙げた。2位にはダニエル・ペトルッチが去年の日本GP以来の表彰台、3位にはバレンティーノ・ロッシが続き、開幕戦以来となる表彰台を獲得した。以下、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、マーベック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、アレックス・リンス(スズキ)がトップ10入り。中上貴晶(LCR・ホンダ)は15位でレースを終え、4戦連続でポイントを獲得した。第5戦を終えてマルク・マルケスが95ポイントでリードを36ポイントに広げた。2位にマーベリック・ビニャーレス(59ポイント)が浮上。3位にヨハン・ザルコ(58ポイント)、4位にバレンティーノ・ロッシ(56ポイント)という順となった。2018年 MotoGP 第5戦 フランスGP 決勝 結果順位No.RiderTeam193マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チーム29ダニロ・ペトルッチアルマ・プラマック・レーシング346バレンティーノ・ロッシモビスター・ヤマハ MotoGP443ジャック・ミラーアルマ・プラマック・レーシング526ダニ・ペドロサレプソル・ホンダ・チーム699ホルヘ・ロレンソドゥカティ・チーム725マーベリック・ビニャーレスモビスター・ヤマハ MotoGP835カル・クラッチローLCR・ホンダ・カストロール941アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ1042アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスター1144ポル・エスパルガロレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1255ハフィス・シャリンモンスター・ヤマハ・テック31321フランコ・モルビデリエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1438ブラッドリー・スミスレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1530中上貴晶LCR・ホンダ・イデミツ1612トーマス・ルティエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1717カレル・アブラハムアンヘル・ニエト・チーム1810ザビエル・シメオンレアーレ・アビンティア・レーシング 45スコット・レディングアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 53ティト・ラバットレアーレ・アビンティア・レーシング 5ヨハン・ザルコモンスター・ヤマハ・テック3 4アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チーム 29アンドレア・イアンノーネチーム・スズキ・エクスター 19アルバロ・バウティスタアンヘル・ニエト・チーム
全文を読む