ロードレース世界選手権 MotoGPクラスのオフィシャルテストが3日(金)にロサイル・インターナショナル・サーキットで最終日を迎え、ヨハン・ザルコ(テック3)がトップタイムをマーク。プレシーズン最後となったオフィシャルテストで初めて総合1番手に進出した。最終日は、セッション終了の1時間前、現地時間の20時00分に赤旗が振られ、散水車によりトラック上に水が撒かれ、20時30分からウェットセッションが初めて実施された。
水が撒かれる前のドライコンディションの中、ヨハン・ザルコは、7度のコースインで53ラップを周回し、1分54秒029をマーク、最高峰クラス2年目で初めて1番手に進出した。ヤマハ勢は、バレンティーノ・ロッシが0.247秒差の2番手に浮上。マーベリック・ビニャーレスは、0.442秒差の5番手だった。ドゥカティ勢は、アンドレア・ドビツィオーゾが50ラップして0.302秒差の3番手。ダニロ・ペトルッチは、0.630秒差の8番手。ホルヘ・ロレンソは、0.663秒差の9番手。ジャック・ミラーは、0.720秒差の10番手。カレル・アブラハムは16番手。アルバロ・バウティスタは17番手。ティト・ラバットは18番手。ホンダ勢は、カル・クラッチローが57ラップを周回して0.428秒差の4番手。マルク・マルケスは最多の75ラップを周回して0.562秒差の6番手。ダニ・ペドロサは、0.745秒差の11番手。スズキは、アレックス・リンスが0.621秒差の7番手。アンドレア・イアンノーネは、病欠でセッションをキャンセルした。KTMは、ブラッドリー・スミスが1.1560秒差の13番手。2日目のセッションを欠場したポル・エスパルガロは、47ラップを周回して19番手。アプリリアは、アレイシ・エスパルガロが1.203秒差の14番手。2日目15番手のスコット・レディングは20番手。新人勢は、フランコ・モルビデッリが1.103秒差の12番手。ハフィス・シャリンは15番手。チャビエル・シメオンは22番手。誰よりも早くコースインした2日目22番手のトーマス・ルティは最後尾の23番手。中上貴晶は、今回2度目の転倒を喫したが、40ラップを周回して、1.734秒差の21番手だった。MotoGPクラスは、これでプレシーズンの全日程を終了。12チーム、24名のレギュラーライダーたちは12日後、当地に再集結。開幕戦カタールGPは3月16日に開幕、18日に決勝レースレースが行われる。2018年 MotoGP カタール公式テスト 最終日 結果順位No.RiderTeamTime15ヨハン・ザルコモンスター・ヤマハ・テック31分54秒029246バレンティーノ・ロッシモビスター・ヤマハ MotoGP1分54秒27634アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チーム1分54秒331435カル・クラッチローLCR・ホンダ・カストロール1分54秒457525マーベリック・ビニャーレスモビスター・ヤマハ MotoGP1分54秒471693マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チーム1分54秒591742アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスター1分54秒65089ダニロ・ペトルッチアルマ・プラマック・レーシング1分54秒659999ホルヘ・ロレンソドゥカティ・チーム1分54秒6921043ジャック・ミラーアルマ・プラマック・レーシング1分54秒7491126ダニ・ペドロサレプソル・ホンダ・チーム1分54秒7741221フランコ・モルビデリエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1分55秒1321338ブラッドリー・スミスレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1分55秒1791441アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ1分55秒2321555ハフィス・シャリンモンスター・ヤマハ・テック31分55秒2731617カレル・アブラハムアンヘル・ニエト・チーム1分55秒3001719アルバロ・バウティスタアンヘル・ニエト・チーム1分55秒3471853ティト・ラバットレアーレ・アビンティア・レーシング1分55秒4651944ポル・エスパルガロレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1分55秒4892045スコット・レディングアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ1分55秒5952130中上貴晶LCR・ホンダ・イデミツ1分55秒7632212トーマス・ルティエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1分55秒9432310ザビエル・シメオンレアーレ・アビンティア・レーシング1分56秒122
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