MotoGP 第14戦アラゴンGPの決勝レースが28日、モーターランド・アラゴンで行われ、ランク3位のホルヘ・ロレンソが、転倒が相次いだフラッグ・トゥ・フラッグで今季初優勝を飾った。気温18度、路面温度20度のドライコンディションで始まったが、雨が降り始め、7番グリッドのホルヘ・ロレンソは、3番手走行中のラスト4ラップにマシン交換を決断。2番手に10.295秒差のアドバンテージを広げて、今季初優勝、当地で初優勝を飾った。
10番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、先陣を切って18ラップ目、ラスト6ラップにマシンを交換したことが功を奏して、最高峰クラスで自己最高位となる2位を獲得。5番グリッドのカル・クラッチローは、19ラップ目にマシンを交換。今季の最高位となる3位を獲得すれば、8番グリッドのステファン・ブラドル、11番グリッドのブラドリー・スミス、4番グリッドのポル・エスパルガロ、15番グリッドのアルバロ・バウティスタが続いた。ウォームアップ走行で2番手に進出した14番グリッドの青山博一は、19ラップ目にマシンを交換して、今季最高位の8位に進出。18番グリッドのニッキー・ヘイデン、16番グリッドのスコット・レディングがトップ10。ポールポジションのマルク・マルケスは、1番手走行中のラスト3ラップに今季6度目の転倒。マシンを交換して、13位でゴール。ウォームアップ走行で今季4度目の1番時計を記録した2番グリッドのダニ・ペドロサは、2番手走行中のラスト4ラップに今季3度目の転倒。マシンを交換して14位でゴール。3番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、2番手走行中の2ラップ目にコースアウトから今季10度目の転倒を喫して、今季4度目のリタイヤ。6番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、4番手走行中の4ラップ目にコースアウトから今季4度目の転倒を喫して、昨年6月の第5戦イタリアGP以来の転倒リタイヤ。9番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、4番手走行中のラスト5ラップに転倒を喫して、昨年9月の第12戦イギリスGP以来の転倒リタイヤを喫した。チャンピンシップは、ポインリーダーのマルケスがランク2位のペドロサとのアドバンテージを75ポイント差に広げたことから、次戦でチームメイトの前でフィニッシュすれば、タイトル獲得となる。次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで10月10日に開幕、12日に決勝レースが行われる。
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