HRC副社長兼HRCチーム代表の中本修平が、今年度で定年退職を迎える。2000年からホンダの第3期F1の現場監督を務めた中本修平は、ホンダがF1から撤退した2008年末にHRC副社長に就任。以降、2011年のケイシー・ストーナーを皮切りに、マルク・マルケスの3回のタイトル、5度のコンストラクターズタイトルを獲得している。
「MotoGPは大都市みたいなF1と比べると小さい村ですね。F1は私には大きすぎました。MotoGPで過ごした年月は楽しかったですね。本当に居心地が良かったです」と中本修平はコメント。「私が着いたとき、このすべてを達成することができるとは想像することができませんでした。私はとても幸せです」来季からHRCは、マーケティング担当の服部ナオキ、レーシングマネジャーで契約担当の桑田哲宏、テクニカルディレクターの国分信一の3名体制でチームを運営していく。