スズキは、9月末にもてぎで開催されるMotoGP 日本グランプリに公式テスト ライダーの津田拓也がワイルドカード出場することを発表した。今シーズン限りでMotoGPから撤退するスズキは、日本での最後のレースで日本人ライダーをマシンに乗せて、長年にわたってプロジェクトをサポートしてくれたすべてのファンと顧客に感謝する機会を望んでいた。
津田拓也は、2015年にテストライダーとして参加して以来、スズキチームの重要な一員であり、彼の豊富な経験を活かして日本のレーシング&開発部門と協力してGSX-RRを構築し、シルヴァンギュントーリと提携してテストを行ってきた。2017年ヘレスで怪我をしたアレックス・リンスの代役としてMotoGPデビューを果たし、もちろんもてぎサーキットやGSX-RRの知識も豊富だ。39歳の津田拓也は、伝説的な鈴鹿8耐で何度も表彰台を獲得しており、2003年から全日本シリーズに参戦して成功を収めている。2022年はテストライダーとして全日本ST1000クラスに参戦し、ランキング4位につけている。これに加えて、津田は今後もバイクの性能に関する情報を生産ラインにフィードバックしていきます。津田拓也「まず、このような機会を与えてくれたスズキに感謝します。テストライダーとして開発に携わったGSX-RRで、スズキのライダーたちのMotoGPレースを観てきました。GSX-RRに乗って、日本のファンの前でレースができることをとても楽しみにしています!このレースが私たちの成長の集大成になるように、チームと一緒に最善を尽くします。」佐原伸一.「津田拓也選手は長年テストライダーとしてGSX-RRの開発に携わり、2020年のタイトル獲得を含め、スズキのMotoGPプロジェクトの成果に多大な貢献をしていただきました。津田選手には日本で特別で温かい観衆の前でライディングを楽しんでいただきたいと思います。彼は、チーム全体とともに、このワイルドカード出場を通じて開発を完了し、将来に向けてスズキの量産に技術をフィードバックします」
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