スズキのMotoGPのファクトリーチームであるチーム・スズキ・エクスターは2月3日(日)にウェブサイトとユーチューブを通じて、2019年型のプロトタイプマシン『GSX-RR』のカラーリングを動画で公開した。2015年にMotoGPにワークス復帰したスズキは、2018年シーズンに9度の表彰台を記録するなど競争力をつけている。2019年はアレックス・リンスとジョアン・ミルのラインナップでシーズンを戦う。
MotoGPクラス2年目の昨季に5度の表彰台を獲得して総合5位に進出した23歳のスペイン人ライダーのアレックス・リンスは「ようやく冬が終わって、走り始めることができる。ウインターブレイクは長かった。バイクに乗ることが待ち切れない。11月のテストでエンジニアたちに明白なフィードバックを提供し、彼らがセパンに向けて、沢山の分野で劇的ではなく、ちょっとした改良にトライしてくれたことを知っている。それがスズキの哲学なんだ。」とコメント。「バイクに不足していることを理解している。日本の研究開発が更なる改善を助けてくれるパッケージを供給してくれるはずだ。僕は信じている。この冬は厳しいトレーニングプログラムを消化した。18年に安定して表彰台争いができることを証明した。これから、さらに大きなこと、優勝に向けてトライするときだ」1年間の中量級を経由して、フル参戦4年目でMotoGPGクラスに初挑戦する21歳のスペイン人ライダーのジョアン・ミルは「言うまでもなく、もう一度バイクに乗れることに興奮している。この冬は、長い時間バイクに乗れなかったけど、フィジカルトレーニングに集中した。ここまでの成果はポジティブ。当然、より効率良く走りために理解すべきことが沢山あるから、バイクに乗る時間が必要だけど、チームからのサポートを感じる。彼らの経験に依存するけど、自分のバイクを自分僕自身で改良することに貢献したい。ステップ・バイ・ステップで開発したい。」とコメント。「プレッシャーはないけど、目標は明白。最初のレースより、優勝者とのタイムギャップを短縮してシーズンを終えたい」チーム・スズキ・エクスターは、第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで開催される6日から3日間のオフィシャルテストに参加する。