MotoGPに参戦するドゥカティ・チームは、2018年マシン『デスモセディチGP18』にiQOSのロゴを掲載することになるようだと Autosport が報じた。ドゥカティは、2010年からマールボロを正式なスポンサーとはしていないが、フェラーリのF1チームと同様に親会社のフィリップ モリスとは緊密な関係を維持している。
今年、フィリップ モリスは、MotoGPでiQOSブランドを売り込む予定であり、ドゥカティとの契約が今後数週間で締結されると同サイトは報じている。ドゥカティは15日(月)に開催した発表イベントで伝統的な赤と白のデザインにグレーのセクションが追加された2018年のカラーリングをお披露目した。また、ドライバーのレーシスーツの胸スポンサー部分も空白だった。この変更は、カタールでのシーズン開幕戦にむけてアンドレア・ドヴィツィオーズとホルヘ・ロレンソのGP18にiQOSのロゴを掲載するためのデザインだと考えられている。iQOSは、タバコを燃やすのではなく、加熱することで“ニコチンを含む水蒸気”を放出することで煙や灰を発生させないことから、フィリップ モリスは従来のタバコ広告の禁止を回避できると期待しているという。この動きは、長年ドゥカティのパートナーを務めてきたイタリアのテレコム会社『TIM』が昨年末でスポンサー契約を終了したことでもたらされた。ドゥカティのマシンにTIMのロゴが掲載されないのバイクが登場するのは2003年のデビューシーズン以来初めてとなる。iQOSのロゴを掲載については、フェラーリの2018年マシンにも掲載されるとの噂がある。
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