ミック・シューマッハは、2022年F1第2戦サウジアラビアグランプリの予選で大クラッシュを喫したが、幸いにも怪我はなかった。しかし、ハースF1チームは、シューマッハは日曜日の決勝には出場しないことを確認した。ミック・シューマッハは、ターン12で縁石に乗り上げた後、VF-22のバックエンドのコントロールを失ってウオールに激しくクラッシュ。コンクリートのウォールが動くほどの衝撃でマシンは甚大な損傷を負った。
この事故により、コース修復のためセッションは1時間以上にわたって赤旗中断となった。幸いにもミック・シューマッハに意識はあり、すぐに身体的に問題はないことがチームから発表されたが、“予防的チェック”のためヘリコプターでキングファハド軍病院に運ばれた。だが、日曜日のレースに先立って、ハースF1チームは、ミック・シューマッハがレースのスタートを切ることはないことをツイッターで明らかにした。「今日の予選事件を考慮して、ミック・シューマッハは明日のサウジアラビアGPには参加しない」とハースF1チームは述べた。「ミックは病院からリリースされ、彼のホテルに戻ったことを確認できる」また、ハースF1チームは、今週末はミック・シューマッハの代わりにリザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディを走らせることはなく、チームメイトのケビン・マグヌッセン(予選10番手)の1台だけで参戦することを発表した。ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、クラッシュ後にミック・シューマッハと連絡を取り合っていたとして次のように述べた「彼と直接話をした。彼は彼の母親と話し、私は母親と数回話し、彼女に最新情報を伝えていた」「彼には目に見えるような怪我はない。彼らは彼をチェックしたかっただけで、衝撃による損傷がないことを確認するためにいくつかのスキャンを行った」「明日はリスクを冒したくない」とギュンター・シュタイナーは付け加えた。「我々は2週間でメルボルンに到着する。そこで良い状態にあることを確認するためにメルボルンに集中した方がいいと考えている」ミック・シューマッハは後にツイッターを更新。自撮り画像を投稿して次のように書いた。「みんな、僕は元気だ。親切なメッセージありがとう。ハースF1チームの車の感触は素晴らしいかった。僕たちはより強くなって戻ってくる」 この投稿をInstagramで見る Mick Schumacher(@mickschumacher)がシェアした投稿
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