ミック・シューマッハが、ニュルブルクリンクで開催されるF1アイフェルGPのフリー走行1回目にアルファロメオから参加することをフェラーリが発表した。7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーであり、現在、FIA-F2でランキング首位に立っている。
昨年、ミック・シューマッハは、バーレーンテストにフェラーリとアルファロメオから参加しており、すでに現在のF1マシンを経験している。また、ムジェロで開催されたF1トスカーナGPではフェラーリ F2004をドライブするなど、父親のマシンを走らせていた経験はあるが、公式セッションに登場するのは初めてとなる。ミック・シューマッハは「フリープラクティスでのこのチャンスを得ることができてうれしく思う。ニュルブルクリンクのホームオーディエンスの前でF1の週末に初めて参加するという事実は、この瞬間をさらに特別なものにする」とコメント。「バーレーンでのテスト走行から1年半後にF1マシンをもう一度味わう機会を与えてくれたアルファロメオ・レーシング・オーレンとフェラーリ・ドライバー・アカデミーに感謝している」「今後10日間、チームのために最善の仕事をし、週末の貴重なデータを入手できるように、しっかりと準備していく」アルファロメオは、F1アイフェルGPのフリー走行1回目にアントニオ・ジョビナッツィに代わってミック・シューマッハを走らせることを発表した。アルファロメオF1のチーム代表フレデリック・バスールは「最近の成績が示すように、フィーダーシリーズで活躍を続けるミックが素晴らしい才能の持ち主の一人であることは間違いない。彼が速いこよはは明らかだが、それだけではなく一貫性があり成熟している」とコメント。「昨年のテストでは彼の仕事に対する姿勢に感銘を受けた。ニュルブルクリンクで再び彼と働くことを楽しみにしている」
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