ミック・シューマッハが、F1バーレーンGP後に行われるインシーズンテストにアルファロメオ・レーシングから参加し、最新のF1マシンで初走行を行うと AutoBild が報じている。今年は4日間のインシーズンテストを予定しているが、そのうちの2日間は若手ドライバーテストとして位置づけられており、チームはF1参戦経験が2戦以下の若手ドライバーを走らせることが義務付けられている。
7度のF1ワールドチャンピオンの息子ミック・シューマッハは、2018年にヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得。F1公式テストに参加するスーパーライセンスポイントを保有している。ミック・シューマッハは、今年からフェラーリ・ドライバー・アカデミーに加入しており、フェラーリと密接な関係を築いているアルファロメオ・レーシングでC38を走らせるのは自然な流れだと言える。若手ドライバーテストは、主にF1昇格を目指すドライバーが最新のF1マシンでのマイレージイを稼ぐことができるように計画されており、2017年にはランド・ノリス、ジョージ・ラッセル、ピエール・ガスリーといったドライバーがハンガリーで行われたテストで印象的な走りを見せている。今年、プレマからF2に参戦するミック・シューマッハは、現時点で50点のスーパーライセンスポイントを保有しているが、そのうち20ポイントは今年度末で失効する。ライセンスは有効期間は12ヶ月間であるため、2019年もスーパーライセンスを維持するためには今季のF2で10点のスーパーライセンスポイントを稼ぐために少なくとも6位以上でシーズンを終える必要がある。
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