2026年F1第4戦マイアミGPのスプリント予選はSQ2に突入し、気温30度超・路面温度50度超という過酷なコンディションのなかで激しいタイム争いが繰り広げられた。各車ともミディアムタイヤでの一発勝負となり、わずかなミスが順位を大きく左右する展開となった。序盤はジョージ・ラッセルがトップタイムを記録し主導権を握るかに見えたが、フェラーリ勢が圧倒的な速さを発揮。
シャルル・ルクレールが一気にトップに立つと、ルイス・ハミルトンも続き、他を大きく引き離すパフォーマンスを見せた。フェラーリ主導 マクラーレンも食い下がる中盤にはオスカー・ピアストリがルクレールに0.036秒差まで迫る2番手に浮上し、マクラーレンも上位争いに加わった。一方でランド・ノリスは走行中の乱れもあり順位を落とし、セッションは各チームの明暗が分かれる展開となる。メルセデスはラッセルが一時トップに立ったものの、その後はフェラーリやマクラーレンに対してわずかに届かず、優位性は見られなかった。中団争いはアルピーヌ優勢 アウディ届かずトップ10争いではアルピーヌが2台揃って圏内に入り、中団トップの座を固める走りを披露。レッドブルのアイザック・ハジャーも上位に食い込み、存在感を示した。一方でアウディ勢は終盤のアタックにすべてを賭けたが、決定的なタイムを刻むことができずトップ10入りを逃した。最終局面で脱落続出 サインツら敗退チェッカーフラッグが振られると、脱落圏の攻防は一気に決着。オリー・ベアマンは13番手でフィニッシュし敗退、ハースはここで競争力不足を露呈した。さらにカルロス・サインツ、アービッド・リンドブラッドもタイムを伸ばせず脱落。アウディ勢も最後まで逆転ならず、SQ3進出を逃した。SQ2で敗退したのは以下の6台となった。■ 11番手:ガブリエル・ボルトレト■ 12番手:ニコ・ヒュルケンベルグ■ 13番手:オリー・ベアマン■ 14番手:アレクサンダー・アルボン■ 15番手:カルロス・サインツ■ 16番手:アービッド・リンドブラッド5チームによるSQ3争いへ最終セッションSQ3には、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブル、アルピーヌの5チームが進出。今季ここまで支配的だったメルセデスに対し、フェラーリとマクラーレンがどこまで迫れるかが焦点となる。柔らかいタイヤと高温条件の中で迎えるSQ3は、完全な一発勝負。スプリントポールを巡る戦いは、これまで以上に予測不能なものとなりそうだ。
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