F1メキシコGPの決勝で11番手以下だったドライバーのコメント。2024年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの公式決勝が10月27日(日)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた。角田裕毅(RB)のクラッシュリタイアで幕を開けたメキシコグランプリ。角田に衝突したアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、そして、ブレーキの冷却問題に見舞われたF1参戦400戦目のマイルストーンを達成したフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の3台がリタイアとなった。
11位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日は激しいレースだった。冷却の問題を管理しながら、できることはすべてやったけど、それでもポイント獲得を争うだけのペースがまだ足りていない。ここ数週間は厳しい状況が続いているが、ブラジルではもう少し競争力を発揮できることを期待している」12位:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)「今日は良いレースができたけど、もちろん、マクラーレンとレッドブルが後ろにつけた16番手からのスタートだったので、常に難しい状況だった。 昨日の予選の後、リアタイヤにかなり苦しんだので、難しかった。でも、僕たちは持てるものを最大限に活用し、利用可能なツールでバランスを修正しようと管理する良い仕事をした。全体的には良い仕事ができたと思うが、ポイント獲得にはまだ十分ではない。次のブラジルではチーム一丸となってポイント獲得を目指したい」13位:バルテリ・ボッタス(ザウバー)「今日のパフォーマンスは最大限に引き出せたと思う。最終的な結果は期待していたほどではなかったけど。それでも改善はできたし、次のレースに活かさなければならない。スタートでは少し窮屈な思いをして、ポジションを上げるのが難しかった。その後は、予定通りの戦略を実行し、最初のスティントを数周延長できたこともあって、比較的順調だった。最終的な順位という点では、最良の結果ではなかったかもしれないけど、最近よりも効果的に戦うことができたのはポジティブな点だ。僕たちのペースは、最も近いライバルたちと同等であり、次のラウンドに向けて自信を与えてくれる。今、僕たちは次のアップグレードに焦点を当て、最新のものと同様に効果的になるよう努めなければならない。そうすれば、この方向性でさらに一歩前進できるだろう」14位:エステバン・オコン(アルピーヌ)「僕たちにとっては、今日はタフで長いレースだった。最後尾からのスタートは容易ではないし、13位まで上がるには何度か戦う必要があったけど、ポイント獲得にはペースが十分ではなかった。来週末までに改善できる点を理解するために、やるべきことがある。ブラジルではもっと良い結果を目指してチーム一丸となって取り組む数日がある。また、ポイント獲得のチャンスが2回あるスプリント週末で最大限の成果を狙っていく」15位:周冠宇(ザウバー)「今日のレースはかなり厳しいものだった。序盤にブレーキがオーバーヒートしたため、定期的にペースを落としてレースを走らなければならなかった。この問題の根本原因を解明するために、必ず調査しなければならない。もっと頑張れると感じていたけど、それでも自分たちのポジションをキープし、周りのマシンと競争力を保つことができた。これは前進であり、ほんの数レース前にはできなかったことなので、心強い進歩だ。チームは引き続き懸命に努力を続け、サンパウロが近づいているので、さらに上位に食い込めるよう全力を尽くすつもりだ」16位:リアム・ローソン(RB)「フラストレーションのたまる決勝で、期待していた結果ではなかった。このウイークエンドのスピードであればポイントを獲得できたはずだけおd、力強いパッケージでもポイント獲得につながらず、残念だ。クリーンエアが必要だったけど、残念ながらレースを通してほかのマシンの後方で、インシデントがあり先週効果のあった戦略を試みたものの、今日はうまくいかなかった。ここから学び、サンパウロでは改善を図る」17位:セルジオ・ペレス(レッドブル)「今日は本当に難しいレースだった。レースでは順調に挽回していたし、スタートもとてもうまくいった。残念ながらタイムペナルティを科せられたけど、進歩していたし、良いポイントを獲得できるはずだった。そして、リアムとのアクシデントが起きた。彼は最初のハードタイヤを履いていて、僕たちの方がずっと速かった。インサイドを狙ってコーナーを曲がり、ターン5に向かってポジションをキープしていた。彼はコース外に出て、戻ってきたけど、そのまま直進を続けるとは思っていなかった。彼はマシンのサイド全体を接触させ、僕のサイドポッドとフロア全体を損傷させた。まったく理解できない。完全に回避可能だったのに、彼はただ事故を起こそうとしただけだ。その結果、僕たちのレースは台無しになってしまった。今週末の展開にはとても不満だ。チームと関係者には本当に申し訳なく思っている。母国でのグランプリとしては、これまでで最悪のレースだった」DNF:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「スタート時の混乱をうまく利用し、トップ10圏外で戦っている間はすべてが自分たちのコントロール下にあった。でも、13周目にはブレーキの温度が少し高くなり、残念ながらその数周後にマシンをリタイアせざるを得なかった。、今週末は多くの人々からたくさんの愛情を感じ、素晴らしいメッセージや敬意を示してもらった。結果は残念だったけど、今週末はポジティブな感触を得ることができたし、ブラジルではもっと良いパフォーマンスを発揮できると確信している」DNF:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)「今日は難しいレースだった。最高のスタートを切ることができず、ターン1では皆が同じポジションを争っていたので、行き場がなく押しつぶされてしまったのは残念だったけど、それがレースだ。ここ数週間は複数のアクシデントや不運なタイミングに見舞われて辛い日々が続いたので、なんとかして立ち直らなければならない。ポジティブな面を見ると、今週末は多くのことを学び、ここ数戦で苦戦していたバランス問題のいくつかを理解し、修正し始めた。また、今日は今日はポイントを獲得できたはずなので、流れを変えて、3連戦の最終戦であるブラジルに集中したい」DNF:角田裕毅(RB)「十分なスペースがなく、レーシングインシデントとなりました。とてもトリッキーでした。ペースが示す実力で予選を通過していれば、あのポジションにはいないはずでした。チームに申し訳なく思います。昨日からすばらしい仕事をして、完璧に準備をしてくれました...