F1メキシコGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。2024年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの公式予選が10月26日(土)に エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた。Q2では角田裕毅が最終盤にクラッシュ。赤旗が提示されてセッション終了となり、後続のドライバーたちはタイムを更新することができなかった。また、Q1ではトラックリミット違反でのタイム抹消の影響を受けてオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とセルジオ・ペレス(レッドブル)が敗退する波乱の幕開けとなった。
11番手:角田裕毅(RB)「スタジアムセクションでマシンのコントロール失いました。週末を通して経験したことのないほどフロントがロックアップしてしまい、ちょっと変な感じでした。ここで示したペースを最大限に活かせなかったのは残念です。チームには申し訳なく思っています。今夜はダメージを評価し、明日何ができるかを見極めます。ポイント獲得に向けて戦略を練り直します」12番手:リアム・ローソン(RB)「残念だ。チームは今週末、僕たち2人にQ3進出が可能な素晴らしいマシンを用意してくれた。でも、こういうこともある。後方から追い上げるのはリスクがある。最初のセクターは本当に良く、改善されていた。もし、その周回を走り終えていれば、Q3に進出できていたはずだ。クリーンエアを得る方法を見つけなければならない。難しいだろうけど、ストレートでスピードがあれば、オーバーテイクができるはずだ。レースペースはかなり良さそうなので、明日はポイント獲得に向けて前進できると確信している」13番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「週末を通してパフォーマンスに苦しんできたけど、予選ではフリープラクティスよりもマシンの調子がずっと良くなり、僕もずっとハッピーだった。Q1では3セットのタイヤを使う戦略を選択し、うまくいった。Q2では赤旗が出てセッションが終了する直前に良いラップをしていたので、その周回を走り終えていればQ3に進出できていたかもしれない。明日は奇跡は期待していないけど、戦う準備はできているし、400回目のグランプリを楽しみたい。子供の頃からF1ドライバーになることを夢見ていたし、20年以上もこのスポーツに携わっているのだから、僕はとてもラッキーだ」14番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)「赤旗が出たときは最終のフライングラップ中だったけど、いずれにしてもQ3進出は難しかったと思う。メキシコではQ2進出が目標だったので、まずはそこを達成できて満足している。とはいえ、まだ望む位置にはいないし、マシンのパフォーマンスを向上させるには多くの作業が必要だ」15番手:バルテリ・ボッタス(ザウバー)「今日の結果については複雑な気持ちだ。ポジティブな面は、Q2に進出したことだ。ここしばらくはここに来ることがなかったから、チーム全員にとって本当に嬉しいことだ。ここまで導いてくれたチーム全員の努力に感謝したい。今シーズンの後半戦に向けて、モチベーションを高めることができるだろう。でも、15番手以上の結果を残せたはずだと感じている。Q2で赤旗が出てしまい、僕は良いラップを走っていて、最後のセクターでゴール間近というところだった。あのラップならトップ10にかなり近づけたはずで、残念だ。少なくとも、前回の週末よりは一歩前進しており、ここではまずまずのペースを維持できているようだ。明日もベストを尽くすつもりだ。非常に面白いレースになるかもしれない」16番手:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)「今日はとても難しい予選セッションだった。残念ながら、FP3後にセットアップを変更した方向が間違っていたようだ。コーナーでうまくまとめることができず、オーバーステアに苦しんだ。明日は挽回を試みる必要があるけど、今のマシンのバランスでは難しいだろう。問題を把握し、利用可能なツールを使って修正できることを確認したい。うまくいけば、レースでは前進できるだろう」17番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「苦痛で残念な午後だった。ソフトタイヤでの最初のラップは調子が良く、Q2に進出できるだけのタイムだったけど、縁石で多くの時間を失い、その結果ラップが抹消されてしまった。2回目のプッシュラップではグリップが十分でなく、すべてをまとめ上げることはできなかった。昨年、このイベントではランドが同じようなスタート位置にいたが、それでも彼は良いレースをしていた。だから、僕たちも前進して、できるだけ多くのポジションを挽回したい。マシンは良い状態にあるので、明日はポイント獲得を目指して頑張るよ」18番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)「予選を残念な形で終えることになってしまった。もっとペースがあったはずなのに、かなり苦戦している。シンガポールやオースティンでも同じような問題があった。低速域ではブレーキが利かず、マシンを止めることができない。ブレーキをかけようとするとすぐにマシンが滑り出し、ロックアップしてしまう。それが僕の主な問題であり、最も苦労している点だ。ここでもそれがさらに顕著に表れてしまった。残りは4レースだけど、チームとしてこの問題を克服しなければならない。ブレーキを調整し過ぎていて、マシンにまったく自信が持てない。ここでパフォーマンスを発揮できないのは最悪だ。本当にがっかりしている。ベストを尽くしたかったグランプリで、うまくいっていない。明日はポイントを獲得できることを願っている。最大限に頑張らないといけない。とても難しいだろうけど、ファンのために頑張る。彼らは世界一だ。ここは世界最高のレースだからね」19番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)「今日は厳しい一日だった。フリープラクティス3でも予選でも苦戦を強いられ、昨日はもっとポジティブな一日だっただけに、とても悔しい。予選では明らかにうまくいかないことがあったので、チームと話し合って何が起こったのか、次回に向けて何を改善できるのかを理解する必要がある。明日は後列からのスタートになるので、もちろん前進することが目標だ。簡単ではないだろうけど、良いレースができるようベストを尽くすよ」20番手:周冠宇(ザウバー)「今日は全体的にグリップに苦しみ、残念なセッションとなった。コース上での進化は著しかったものの、セッションが進むにつれて期待していたほどのスピードを出すことはできなかった。何が足かせとなっているのかを理解し、明日までにそれをどう対処できるかを検討するために、データを詳しく分析する必要がある。後方からのスタートは厳しいレースになるけど、チャンスが訪れたらそれを逃さず活か...